毎年恒例、紅葉鑑賞スポットとして有名な北海道大学のイチョウ並木を見てきました。
紅葉の見頃を目前にして強い雨風が続き、葉もだいぶ落ちてしまったのではないかと心配しましたが、ようやくの秋晴れの日に足を運んでみると、この見事さ。澄んだ空気に包まれて気持ちの良い散策を楽しむことができました。
▲青空と、赤、黄のコントラストが鮮やか。
自然が生むこの色合い。写真に加工は一切ありません。
▲大学構内とはいえ、一般の見物客が多く訪れ、誰もが夢中でカメラ撮影。
大量の葉が風ではらはらと降り落ちる光景も風情がありました。
▲見上げるだけでなく足下にも秋の彩り。
落ち葉の絨毯が広がります。
道端では、北大の交響楽団など音楽サークルの数人組が出て楽器を奏で、野外に素敵な音楽を響かせていました。並木道の雰囲気を盛り上げる、邪魔にならない音楽が、秋の昼下がりの優雅さを演出。
紅葉風景を満喫しながら、北大の学食での食事と、「北海道大学総合博物館」の見学も楽しみました。
博物館は、豊富な研究・標本展示はもちろん、歴史ある建物(旧理学部本館)自体も見どころ。
昭和4年(1929年)の建造とのこと、あまりにも趣があるので、映画のロケができそうだね~と話していたら、すでに撮影に使われているロケスポットでした。最近だと、『探偵はBARにいる 3』。背景に注目して必見ですね。
充実した施設ながら、見学はなんと無料。今回、博物館は駆け足気味に見学してきたので、また時間を取ってたっぷりじっくり見に行ってみたいです。
深まる秋を感じて、一度立ち止まり意識すること。
なんとなくそわそわしがちな冬へと向かう過渡期の心に、栄養と落ち着きをもらえます。
何気なく過ぎていくのではなく、秋を味わったという実感が、四季に影響を受けながら過ごす日本人の心に、良いリズムをもたらしてくれると思います。
*入館料: 無料
*開館時間: 10時~17時 ※6月から10月の金曜日のみ、~21時まで
*休館日: 月曜日
*休館日は、祝日の場合の開館や、年末年始その他の休館など、年数回の変動あり。
公式ページをチェック。