さっぽろ円山動物園の新施設でホッキョクグマにときめく

ホッキョクグマ

頭上からこちらを見下ろすホッキョクグマ。
さっぽろ円山動物園の新施設「ホッキョクグマ館」です。
先日 3月13日にオープンしたばかりですが、早速もう行ってきたことを教えてくださったお客様のお話があまりに楽しそうだったので、わたしも見に行きたくなり足を運んでみました。

施設の目玉は、透明のドームに覆われた水中トンネル。約18メートル、国内一の長さだそうです。
ざぶーん!と水に飛び込んでくるシロクマ。体毛をそよそよなびかせながら泳ぐシロクマ。トンネルの上を、足の裏の肉球あらわに歩いていくシロクマ。トンネルに腰掛ける大きなお尻がかわいいシロクマ。
巨体が躍動するユニークな姿を、目の前に見ることができます。
(シロクマという呼び方は、ホッキョクグマの俗称であって正式な種名ではないそうですが、愛着をこめて。)

ホッキョクグマのお尻と肉球

▲肉球くっきり。とことこ歩いたり、お座りしたり。

泳ぐホッキョクグマ

▲びゅーっと泳ぎ抜けていくときは迫力です。
プールは、透明のアクリル板を隔ててアザラシのプールと隣り合ったつくりになっています。
アザラシは、野生のホッキョクグマの主食。アザラシの姿が目に入り、狩りの本能で近寄っていっては気にしているホッキョクグマの様子を観察することもできます。

ちなみに、行ってすぐはなかなか、というか全く、水中に来てくれませんでした。時折り顔だけ水に入れて覗きこみはするものの、それ以上は一向に入ってきません。「さっきまでは、ずっと水の中で遊び回ってたんですけどね~」「今は疲れてクマも休んでるタイミングかな~」と係の方。せっかく来たので待ってみようとは思っていましたが、待っても待っても飛び込んでこない。長時間粘れるわけでもないので、今日は見られないで帰るのか・・・とあきらめかけたとき、突如また活発に水中遊びがはじまりました。

ホッキョクグマも生き物。その日のリズムや気分があるのです。
比較的、午前中は水に入ることも多いようです。今回行ったのは、昼過ぎ頃でした。
水中にいないときは、陸上での姿を観察します。
みなさんも、もし水中トンネルへ行かれる場合には、クマとタイミングが合いますように。

リラクゼーションサロン TENMADO - 天窓 –

「札幌市円山動物園」公式ページ https://www.city.sapporo.jp/zoo/
*入園料: 大人(高校生以上)600円、小人(中学生以下)無料
*年間パスポートは1,000円
*札幌市内在住の65歳以上の方、身体障害者手帳をお持ちの方は無料
*開園時間や休園日は時季により異なるので公式ページをチェック。

 朝は、年間通して9時30分から入園できます。